狩野伊川院

かのういせんいん 1775~1828


【作者略歴】

狩野伊川院栄信(ながのぶ)

江戸後期の画家。名は栄信、号は玄賞斎。

絵を父である養川院惟信に学び、「われ及ばず」と言わしめた。

近世狩野派の名手として名高く、水墨に金泥を施す技法に特色を発揮する。

また茶道を能くし、松平不昧公の恩顧を受ける。文化十三年、法印に叙せられ伊川院と称した。

文政十一年(一八二八)歿、五四才。