刀剣 刀装具

〈武道用真剣・美術刀剣〉

 居合道などで実際に使われることが多い二尺三寸五分から二尺四寸にかけての刀は、常時在庫がございます。斬る刀、振る刀、重い軽いなど、詳しくご要望を承ってお探しすることもできますので、どうぞお気軽にご相談ください。ご不要の御刀の買い取りや下取りもさせて頂きます。また、鑑賞用の美術刀剣も随時入荷しておりますので、こちらもお探しのものがございましたらお問い合わせください。

〈外装用小道具〉

 刀装小道具・金具類につきましても、武術や流派の特性によるご希望がございましたら詳しくお伺いいたします。武骨で実用的なものやデザインに優れた鐔、柄や鞘の太さにも影響する縁頭、ワンポイントの美を表現する目貫など、刀装具全般に関してご遠慮なくご相談ください。

〈鉄地縁頭・肥後金具〉

 なかでも武道でお使いになられる鉄地の縁頭の仕入れには力を入れております。身幅のある刀の柄には、やはり40㎜前後の縁でないと強度を保てないケースが多いです。ただ現代金具と異なり時代の鉄地縁頭で大きなものとなると、なかなか出てこないのも事実です。特に古い肥後金具は江戸肥後を含め、入荷するとすぐに売れてしまう状態が続いており、なかなかご紹介ができません。お探しでしたら、一度お問い合わせくださいませ。

〈武道用鐔小道具一例〉 在庫中、居合道の刀に掛けられる鐔の一部を掲載いたします。売り切れとなっている場合はご容赦ください。

販売済

販売済

70.6mm x 65.4mm 88g

販売済

73.5mm x 72.4mm 66g

販売済

販売済

74.1mm x 73.3mm 83g

79.7mm x 79.7mm 69g

76.8mm×75.4mm 130g

74.0mm×70.6mm 97g

66.2mm×65.0mm 46g

75.6mm×75.4mm 142g


77.6mm×72.0mm 74g


76.9mm×76.1mm 130g






柄巻用豚革(表・裏)

外装用小道具類各種

手入道具・備品類各種

刀剣諸工作

〈研 ぎ〉

 刀は包丁を研ぐような訳にはいかず、一般の感覚からすると高いものに感じますが、職人の伝統技術により美しく復元できます。一寸(約3cm)がいくら、という計算で例えば一尺三寸の脇差を寸1万円の研ぎにかけると13万円、寸2万円なら26万円、というような計算になります。

〈白 鞘〉

 刀を保管するための白木の鞘です。刀を研いでも、元の古い鞘に入れておくとまた錆びがうつります。そこで新しい保管のための鞘を作ります。

〈外 装〉

 いたんだ柄の糸を巻き直したり、鞘を塗りなおしたり、拵えを新たに製作するなど、さまざまなことができます。

〈その他〉

 ハバキ製作、切羽製作、樋彫り、継木製作など


刀剣あれこれ
#
刀剣あれこれ
刀剣について
刀剣の手入れ
#
刀剣の手入れ
刀剣の手入れ
歴史と共に変化する体佩
#
歴史と共に変化する体佩
日本の歴史と日本刀の変遷
A

著名な刀工の手による、鑑賞にも耐えるような美術刀剣は高価です。また総じて、現存の刀工が製作した刀も高くなります(材料費などの点からみても、やむを得ないところです)。逆に無銘の刀、錆がきた刀などは比較的安くで入ります。当店では主に、新しくは昭和初期、古くは安土桃山時代にいたるまでの実際に武道で使えそうな刀を扱っています。大まかですが30万~100万円程度の価格帯です。

A

錆びもひどくなく、外装もいたんでいなければすぐに使えます。しかし、柄の糸を巻き直したり鞘を塗り直したりと手を加えないといけないものが多く、刀は安価で手に入ってもその後の修理に費用がかかるケースが多いですね。

A

お願いする研師さんによって異なるのですが、弊店では一寸(約3㎝)あたり7,000円(税別)~20,000円(税別)程度で承っております。価格の違いは、作業工程をどの段階まで行うかとか、砥石などの道具を何種類使用するかなどによっても変わってきます。ご予算に合わせたり、使用目的(鑑賞か武道か)に合わせたりもできます。