桃園の誓い

とうえんのちかい


桃園の誓い(桃園結義)

 三国志演義などの序盤に登場する逸話です。

 主人公の劉備・関羽・張飛の三人が宴席で義兄弟の契りを結び、生死を共にする宣言を行います。

 「われら三人、姓は違えども兄弟の契りを結びしからには、心を同じくして助け合い、困窮する者を救わん。上は国家に報い、下は民を安んずることを誓う。同年同月同日に生まれることを得ずとも、願わくば同年同月同日に死せん事を」

                        横山光輝 「三国志」より