武部白鳳
たけべはくほう 1871~1927
【作者略歴】
明治4年、大阪生まれ。本名藤太郎。
父は朝日新聞創刊時より参画した挿絵画家の武部芳峰である。
父の影響で最初浮世絵を学ぶが、明治17年に浪華画学校に入学、日本画に転向。
ここで人物画や花鳥画で有名な西山完瑛と出会い、閉校後も師事した。明治26年に白鳳の号を授かり、四条派の画家として成功してからも完瑛の回顧展をたびたび開催した。
端正な風景画を得意とし、大阪画壇で人気を博す。
児童書やSFで有名な、挿絵画家の武部本一郎は子で、祖父と同じ道を歩んだ。
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大阪における最後の四条円山派、武部白鳳による大阪の名勝図。 西山完瑛に学び、明治の大阪の代表的画家であった白鳳の代表作のひとつを影印版にし、詳細な解題を施した。 非売品 単行本: 55ページ 発 行: 武庫川女子大学資料館 発行日: 2006/04/01 |
鮮魚野菜図(個人蔵)
道頓堀(浪華名勝画譜より)
穴門の西瓜売り(浪華名勝図譜より)